ご注意! 多発するキックボードの事故、
■キックボードでの事故
キックボードは乗り方によっては、かなり危険な乗り物です。
お子さんに買い与えるだけでなく、乗り方、ブレーキのかけ方、
などをきちんと教えることが大切です。
骨折やケガをする人はかなり多いようです。場合によっては、
人にケガをさせることも。
特に一般道路や歩道、坂道での使用に気を付けて下さい。
特に、危険なのが側溝などの「網蓋」(あみぶた)。
上を通ると転倒することがあり、死亡事故も発生しています。
転んで、頭を強く打つと命に関わる大けがを負うことも。
言うまでもありませんが、ヘルメットは必ず着用すること。
また、キックボードのブレーキは単純な構造なので注意。
消費者庁には、10歳未満の子どもがキックボード走行中に
けがをしたという事故情報が、2010年以降の約5年間で、
53件寄せられています。
中には死亡事故や、頭蓋内損傷、骨折などの重傷を負った
ケースもみられます。
キックスボードは、子どもでも気軽に使用できますが、
傾斜がある路面や側溝などの凹凸のある場所では、
予期せぬスピードが出たり、バランスを崩しがちです。
取扱説明書をよく読み、正しい乗り方を練習させ、
周囲や路面の状況を確認し、安全な場所で使用させましょう。
ヘルメットだけでなく、肘当て、膝当てなどの保護具を着用
させることも大切です。